このブログを読んでくださっている皆さまは、おしゃれが得意ですか?
わたしは「NO」です。
子どもの頃から身長が低く、そこから派生するいろいろなコンプレックスと過ごしてきました。
成人してからも、ひょろっとした体型が中学生男子みたいなんて言われたことも。
厚底ブーツ(懐かしいっ笑)を履いてみたり、脚長効果のある服を着てみたり。
「身長が高く見えているかな?」
「スラッと見えている?」
こんな人からの目線が、服選びの基準のひとつであり、ゴールだったように思います。
20代・30代前半は、たくさん服を買って、その何倍もの失敗を重ねてきました。
40代に入り、今ようやくたどり着いたのは、特別おしゃれじゃなくてもいいから“わたしらしいワードローブ”を見つけられたら幸せなのだ、ということです。
そして服を整理し、自分らしいワードローブを見つけていくことは、きっとわたしらしく暮らすための1つの項目なのだ、と思うようになりました(他の項目は、仕事や家のこと、夫婦のことなど)。
30代で自分らしいワードローブを模索していたとき、
- 数は少なくていい
- バリエーションも少なくていい
- シンプルな色味
- 軽く着心地の良い素材
こんな条件にまとまってきました。
わたしの服選びの基準は、どうやら「着ていると安心すること」のようです。
気持ちが落ち着き、そわそわしないものをまといたい。それはつまり、着ていて違和感なく、自分らしいかどうかにつながっています。
それでもまだ「やってしまった!」なんていう失敗ごとはありますが、少しずつわたしらしいワードローブで暮らせるようになったかなと感じています。
ワードローブ整理をしていた当時は、それを誰かに伝えるなんて思いもつかず、ただひたすら自分のために模索していました。
2019年にこのブログ『ふっころぐ』を立ち上げて、少しずつ2×3のワードローブを発信するようになりました。
ただ、ワードローブ整理後を発信してきており、2×3のワードローブに辿りつくまで、そしてマインドや考え方、方法をきちんと書いたことはなかったように思います。
誰にでも当てはまるワードローブの仕組みだとはまったく思っていませんし、「2×3にしましょう!」という気持ちもまったくありません。
あくまでも服整理のひとつの工夫として『わたしらしく暮らす、ワードローブの整え方』をつづっていきたいと思います。
※他の記事と分けるために、記事タイトルの後に|わたしらしく暮らす、ワードローブの整え方と入れていきますね。
また、カテゴリー「わたしらしく暮らす、ワードローブの整え方」にもまとめていきます。
「へぇ、こんな整理もあるんだ」と、気楽に読んでいただけたら幸いです。
ワードローブを整えるのはひとつの過程であって、自然とわたしらしく暮らせているなと実感できるあたりがゴールなのかなと思っています。
わたしの小さな工夫ではありますが、日々のワードローブに悩んでいらっしゃる方のお役に立てましたら、こんなに嬉しいことはありません。
そして『わたしらしく暮らす、ワードローブの整え方』は、こんな方へお届けできたらと思いながら筆を進めます。
- どのくらい服があったら十分なのかわからない
- できれば服は少なめがいい
- おしゃれや服の組み合わせが苦手だけど
- 自分らしく服を着たい
ちなみに「こんな方」は、2×3のワードローブを見つける前のわたし自身でもあります。
服の整理に悩んでいらっしゃる方へ、少しでもお手伝いできますように。
2023年4月吉日
ふっこ