暮らしの見立て:
見立てとは、「何か」を別の「何か」になぞらえること(参照元:美術展ナビ)。わたしの日々の暮らしの中でひらめいた、小さな見立てを書き留めていきます。
見立てが浮かぶと、ワクワクします。
ものすごい有益とか、そういうことではなくて。
クスリと笑みがこぼれるような、そんな暮らしの小さなアイデアです。
ティッシュに見立てた物と容れ物
卓上ティッシュに見立てたのは、ウエスです。
さらに遡ると、ウエスは半袖インナーだったもの。
わが家では十分に着たものをカットして、ウエスに。食器洗いや、掃除に使っています。
ただ、シルクで薄いものなど、掃除用じゃなくてもよさそうな生地も。
というわけで、薄手でなめらかな素材のものを、ティッシュとして見立ててみることにしました。
用途はちょっと鼻をかんだり、口を拭ったりなので、小さめにカット。
ちょっと大きめサイズも、少しストック。
そして、ダイニングテーブルに出しておいても、よき雰囲気の容れ物はと…。

奈良ひとり旅で購入したお茶缶を、ティッシュケースに見立てました。
缶の蓋はですね、ティーバッグを立てていますよ。

内蓋が滑り止めの役割を。

卓上ティッシュ、いる・いらない
そうそう。この見立てを使っているのは、わたしだけです。
わたしは「ティッシュじゃなくてもいい派」。
ちょっと口が拭えて、サッと拭けるくらいのものがあればいい。
夫は「なんでもティッシュ派」。
鼻をかんだり、キッチンを拭いたり。とりあえずビールならぬ、とりあえずティッシュのようです。
わたしの本心は「ティッシュなくてもいいよね」。
真逆の2大政党ですが、ここは対立せず、しばらく調和でいくとしましょう。
見立てて案外よかったこと|おわりに
案外よかったことが、肌にやさしいこと。
花粉症出始めの頃も、ティッシュよりも肌当たりがやわらかくて、ホッとしたのであります。
毎度次第に雑になるけれど、カットする作業も好きです。
最後までウンウン唸っていた容れ物も、いつも目の前にある物が解決してくれて。
こんな小さな暮らしごとが、なかなか愉しいのであります。