まるで冬のように寒い日もあった10月でしたが、心はぽかぽかと温まる良き本に出会えた月でもありました。
そうそう、10月の本選びは、好きなユーチューバーさんを参考にしてみたのです。
そして、ひょんなことから訪れた夫の服整理についても、書き留めていきますね。
もくじ
10月読んで良かった本・雑誌5冊
今月の良き出会いは、こちらの5冊です。
①:『つれづれノート42』銀色夏生
10年以上前に夢中で読んでいた『つれづれノート』。
偶然本屋さんで『つれづれノート42』が目に留まり(発売日だった!)、久しぶりに購入しました。
一見すると銀色夏生さんの日記なのですが、日常の描写に混ざって、今のわたしに必要なハッとする一節に必ず出会うのす。
『マイ・ペース』というタイトルと、次の帯の言葉が好き。
あせることなく急ぐことなく、でも退屈しない程度には、忙しく。
そして、読了後に思ったこと。
それは「毎日の暮らしを心地よく整えて、わたしらしく健やかに暮らしていこう」。
そんなじわっと温かい覚悟を再確認できたのでした。
②:『今日もていねいに。』松浦弥太郎
本屋さんをぐるぐる歩いている時に目に留まったので、購入してみましたよ。
たしか、図書館で借りて読んだことはあったはず。
きっとわたしの中で、心がワサワサしている時に読みたくなるのが、松浦さんの本だと思うのです。
「丁寧な言葉って落ち着くな」と、改めて。
少しずつ、もしくはパッと開いたところを読んでは、松浦さん流の静かな暮らしのアイデアにワクワクしています。
③:『樹木希林 120の遺言』樹木希林
何年前でしょうか。何かで観たお宅訪問で釘付けになってから、樹木さんの言葉に触れていきたいと思うようになりました。

もちろん「物の整理・持ち方」についても、書かれています。
こちらも少しずつ、今は通勤に持ち歩き、スマホを見る代わりにコツコツ読み進めている一冊です。
④:天然生活12月号
11月号の「次号予告」で購入することを決めていた、天然生活12月号。

- 私らしく歳を重ねる
- 冬の楽しみと過ごし方
寒い地方や国で暮らしている方の、冬の過ごし方スピリットが満載でして、それはもう(すぐに読み終わらぬようゆっくり)夢中で読みました。
読み終わってもじんわり印象に残っているのが、スウェーデンで暮らす日本人の方の言葉。
(街の人たちは電気代が上昇したことで極力電気に頼らない工夫をしているのだそう)「首元、手首、足首を冷やさないようにして、手持ちの服を重ねて厚着します。」
そうそう、そうだった。まずは自分でできる工夫をして、足りないところを道具の力をお借りするんだったな。
そんなシンプルなことを思い出させてくれたのでした。
他にも、寒い場所で暮らしている方々の工夫がモリモリと。
読みながらわたしも「どんな過ごし方をしようか♪」と、寒い冬がじわじわと愉しみになるのでした。
実は昨年は体調を崩し、身も心も冬が厳しかったので、今年はちょいと冬の準備にワクワクと勤しむことにしているのです。
そんなわたしにとって天然生活12月号は、ドンピシャなのでした。
⑤:アンドプレミアム12月号
本屋さんの入り口付近で見つけた時、まずタイトルに心をギュッと鷲掴まれ。

さらにパラリとめくると、本編最初のページに益田ミリさん、続いて吉本ばななさん。
「これはもう!(ふるふる)」と腕に抱えレジへ。
好きな(尊敬)人たちのひとり時間に対しての考え・想いが、この1冊にギュッとまとまって読めるとは「なんてありがたい1冊なんだ!」と、ひとり静かに興奮しています。
“ひとり時間ラバー”としましては、それこそひとり時間に、何度も読みたい1冊なのです。
ユーチューバーさんから学んだ本選び
mikuさんというユーチューバーさんが好きです。
先日アップされたmikuさんの『退屈な人生を変化させる、6つの習慣』という動画。
この動画の中の次の言葉に共感し、わたしもやってみようと思いました。
「本屋に行くたびに、自分にとって最善の一冊を厳選していました。それが私にとっての習慣でした。(今は)迷って手放そうとしたもう一冊の本も買ってみています。手放そうとしたその一冊が、人生を変えてくれることがあるから」
まずは本屋さんに行き、目で見て、少しでも何かを感じた本を購入する。それは、一冊でなくて良い。
そして出会ったのが、先述した銀色さん、松浦さん、樹木さんの作品です。
何気なく見ていた棚にある、たくさんの本から「ピン!」と感じたものを信じ、読んでみる。
いつものじっくり厳選する本選びも良いけれど、自分の「なんか気になる」を信じた本選びもまた、読書への非日常感が高まりました。
夫が服整理を始めたきっかけ【ある日の記録】
「そろそろクリーニングから、秋冬のアウターを届けてもらわなきゃ」
すべては、このひと言から始まりました。
秋服のアウター、それは「衣類の中で最もかさばる物」。
今のクローゼットの吊るし収納を整理しなければ、戻りのアウターが収まらないというわけですね。
そんなわけでアウターの到着を前に、突然の服整理が始まったのでした。
吊るして収納していたパンツを中心に、手放す服を決めていましたよ(そっと見ていた)。
ー手放す服内訳ー
- パンツ6本
- バッグ1つ
- カジュアルジャケット2着
手放し先は、以前わたしもお願いしたラグタグへ。
そして無事に、クリーニング屋さんが届けてくださったアウターも収まったようで、めでたしめでたし。
発信場所を整えた【10月の振り返り】|おわりに
公式LINEを閉じ、発信の軸をインスタからブログへと決めたのが、10月でした。
このブログもミニマリストブログから「心地よく整えて愉しく暮らす」へ、シフトチェンジしています。
「ミニマリストブログで閉じようかな」と考えたこともあったのですが「そんな変化も込みでいいのかも」と、このまま続けていこうと決めました。
こう思えたのも、読んでくださっている皆さまのお陰です。
いつも本当にありがとうございます。
わたしは子供の頃から、先人たちの言葉にたくさん救われてきました。
この小さなブログも、足を運んでくださった方のおやつのお供や、お仕事の休憩時間、通勤電車の中など、ホッとひと息できるような場所として創っていけたらと、ひっそり思っています。
では、また!ふっこでした。


